Switch版でプレイしました。
まずはネタバレなしの感想。
どちらもサクッと楽しめるプレイ時間なので、大作の合間やゲームをしたいけどちょっと疲れている、なんて時におすすめのサイズ感です。
ロマンティックと付いているとおり、恋愛要素あり。
ゴシマダは二人、黄金島は三人。
リアリティラインはお値段とサイズ感相応なのでやや突っ込みどころが存在しますが、そこを埋めようとするとボリューム増&推理の難易度増だろうことから、なかなか難しそうでもあります。
メッセージ送りのボタン反応などはややウェイトが重め。推理パートの導入や勝利の演出などもやや長め。個人的にはもっと軽快な方が好みです(もちろん、間違えた選択肢を踏まないようそこは今通りのウェイトでお願いしたいのですが)。
ネタバレありの感想。
◆ゴシックマーダー
絵や塗り、舞台が好みで購入。
がっつり乙女ゲームだと合わないことが多く、さりとて男女選択ゲームだとGLが回避出来ないことも多くて困っていたので、甘すぎない本作が逆に嬉しかったです。
エリーのずけずけ感は気になったんですが、ネタバレなしの方で書いたように、緩和するためにはもっと手順を踏ませなければならず、いつまでも推理が始まらない上ボリュームも増えるというのがスマホでも展開している本シリーズではネックでしょうね(そういうのが不満でスマホゲームを基本プレイしなくなったので我ながら奇縁だと思います)。
それと、時代的にエドワーディアンなのかな? ならまあ、いなくはないのかもしれない、きっと。
ユーインがいいキャラなのは分かるんですが、アーヴィングを放っておけず実はアーヴィングエンドしか見ていません。あと私が男女問わず銀髪キャラ好きなのも影響していそう。
とはいえそのうち見たいユーインエンド。
話の展開上譲れないのは承知の上でジャックエンドが欲しかった。
DLCがあること、そこで追加の推理要素と恋愛要素があったのはとても良かったです。
推理パートは初回プレイ時何度も引っかかりました。ぽんこつ頭にはこの難易度でも厳しい。
◆黄金島の密約
体験版は落としていたものの、ここ一年程ゲームをやる気力がなくてつい先日まで眠らせてありました。
ふと立ち上げたところ先が気になってしまい製品版を購入。
軽やかなプレイ感を優先してか、マフィアものですが紳士協定アリでエグいことなし。多少の裏切りはあれど疲れた心に癒やしを与えてもらえました。
ここでもメインヒーローのルイスが一番のお気に入りなんですが、出てくるたびクライドが気になってしまいこちらではクライドエンドも見ました。ゴシマダでもジャックさんが気になっていたので、犯人ポジションといい仲になれるのは嬉しかった(勇者と魔王のカップリングとか探偵ポジと犯人のドロドロとか好きです)。本名と偽名の音がなんとなく似てるのは配慮でしょうか。
ライアンエンドも風の噂で聞く限りだとかなり好みそうなのでいつか見たい。条件に二の足を踏む。
外見自体はともかく、落ち着いた様や年齢差でダリルも気になりました。が、さすがにエンディングはありませんね。この辺りは倫理観的にも苦手なプレイヤーは多いでしょうから、それでいいのかも。
推理部分が簡単になって、嬉しいような悲しいような。ゲームとしては歯ごたえが欲しく、ストーリーの続きが気になる点では簡単でありがたく……。
テキストがゴシマダより引っかかる部分が多くて(特に前半部分)、ちょっと時間がなかったのかと気になったのも付記しておきます。