カプ厨で夢厨で厨二病で高二病なオタが好きな物を欲望のままに書いています。

2020年12月20日日曜日

兄兎いいよねと言ってるだけ/吉原・暗殺篇

  烙陽決戦篇で興味の薄かった神威への好感度が加速度的に上がって自分でも驚きました。そして同時に兄神に目覚めた。

 そんな気持ちを吐き出すために「吉原炎上篇」→「将軍暗殺篇」→「烙陽決戦篇」→「銀ノ魂篇」の神威シーンを中心に喋っています。実のある内容はありません。

 時間表記はパソコン版dアニが「通常だとマイナス表記、カーソルオンでプラス表記」。で、カーソル当てて出た時間をざっくり置いてあるため死ぬほどざっくりです。

 書いている人間は神楽関係だと銀、八、沖、兄辺りとのコンビ及びカップリングがおいしく戴けるため感想からはそれらが漏れていますことご寛恕下さい。

 兄神の濃度は特に濃くなりがちです。兄神いいよね。いい……。

 しかしカップリング発言を目当てに見るには薄いことも承知下さい。

 ひとまずアニメ版準拠。今までオタク的要素ゼロの楽しみ方をしていたこともあり原作は現在未読ですが、こちらもそのうち。

(書いてるうちに30巻無料公開来ましたがセリフ表記直すのめどいのでそのまま)

 今回は「吉原炎上篇」と「将軍暗殺篇」。【12/24】なんか記憶違いしてた箇所修正。何かと混ざってたな。



▼吉原炎上篇


第140話 晴れの日に雨傘さす奴には御用心


19:00~

 先んじて妹であると判じていた神威。どの程度情報を持っていて、どの時点で気付いていたのやら。

 瞬間的に神威ではなく「兄ちゃん」と言いかける神楽実に妹。

 既に手加減しているのですが、この時点だと自覚しているんだかしていないんだか。

 この頃の神威はまだ少年ぽさが強いですね。銀ノ魂まで行くと青年っぽさが強くなる。


エンディング

 当時のスタッフそこまで考えてないよ案件でしょうが、神威が映ってる部分の歌詞は烙陽決戦篇で意味を持つよなあと思います。誰が一番苦しみから逃げていなかったのか。



第141話 ケンカの横槍は危険


02:00~

「やっぱり地球のご飯はおいしいね」とのことなので、何度か来たことはあるらしい。

 神威はスムーズに日輪ネタ振るために経験者の立ち位置を選んだのか地味に素人童貞なのか。その後のセリフを踏まえても、よく分からない。男所帯なのでハルウリ場所に連れて行かれる流れ自体は起きそうですけども。

 そういうのも一通り経験した上で、結局は妹膝枕を静かに受け入れるのが、まだ恋情さえよく分かっていない(カレシ話)神楽と対比効いてて好きかもしれません。神楽母性強いですよね。


06:40~

「家族だなんだとつまらないしがらみ」が底に残っている神威さんが言うと説得力が違うぜ。……冗談はさておき、吉原炎上篇と烙陽決戦篇は比較しながら楽しむとより一層おいしい。


13:00~

 容赦なく仲間を殺していた神威が銀ノ魂篇でああなるのが。

 とうに干涸らびていると自嘲する鳳仙は烙陽での神威を思い出す。


18:25~

 アホ毛はアンテナ。足をぶらぶらさせているのが年相応。

 吉原では阿伏兎の烙陽では星海坊主の腕が飛ぶ。神楽にとって銀時が父や兄の役割を持つことがあるように、神威にとっても阿伏兎は父や兄の役割を持つことがある訳ですが、当時は吉原で死ぬ予定だったとかね。その場合烙陽では別のキャラが近いポジションになったんでしょうか。


22:20~

 まだ地球産じゃない神楽。烙陽も大概シティじゃないよね。



第142話 人生は選択肢の連続


 今更だけど吉原のミニスカ着物神楽とてもとても可愛い。好き。

 ぱっつぁんの髪のちょんちょこりんも好き。


9:20~

 阿伏兎に妹だと告げていない神威。言う必要がないというより、言いたくないんだろう。

 私の事なんてなんとも思ってない、という神楽が可哀想でならない。なのに烙陽で「家族に還ろう」出来るのが強い。優しい。

 ところで阿伏兎は「(夜兎の)血を誇る俺たち」と言ってるけどそうせざるを得ない人間の集まりだよね第七師団て。神威含めて。神威は家族という血を耐えがたく思っている節があるのがポイントでもある。


 新八の生命がヤバくて望まぬ覚醒をする神楽は本当に優しい子。銀ノ魂でも大切な仲間である新八が傷つけられそうになっての神楽解禁だったり、定春一号だって不慮の事故で死なせてしまっただけで本来慈愛の人。

 夜兎の血オンで知性もサクッと飛ばすのが兄妹共通。仲良し兄妹ですね。

 新八が頑張って神楽を押さえてますが、これ間違いなく新八だから(銀時や定春がいればもちろん彼らでも)この程度の暴れっぷりですんでるんだろうなと。



第143話 四本足で立つのが~


 晴太と日輪の親子いいよね……。


02:40~

 神威も神楽も心身双方の強さを求めているのにひどく印象の異なる吉原炎上篇。

 ずっと家族や仲間、繋がりを大切にし続け、彼らのためにも強くあろうありたいと歩み続けた神楽が、それらから逃げ続けたくせに妹への拳が鈍り暴走しても阿伏兎へもトドメをさせない兄を抱き留めたのは必然だとしみじみ感じます。


04:15~

 日輪閉じ込めている人間を殺したところで過去への埋め合わせにはならないんだけどね。

 シケた面にならないように頑張っていたんですよね分かります。でも時々シケた面になっちゃったらんですよね分かります。


 ここの晴太を発奮させる言葉は全て響きが優しい。優しい分つらい。


14:45~

 既にもう江華さんの前振りはしてあるという。ここから変わった部分もあると思いますが、星海坊主登場回から振られている話題――なんなら定春登場回から連なる一家の話はある程度形があったんですよね。

 細部までおおむね固まったのが吉原の頃のような印象。


「何を世迷い言を」に滲む苛立ちに軽くヒッてなる。



第144話 寝物語は信用するな


 実際に日輪が泣きわめいて助けを請うたら鳳仙はどうしたんだろうね。有り得ない仮定ですが。


14:20~

 阿伏兎も地味に生きてた銀時を気に入りそうと言っていたし、「まだやるんだ」といい、殴られても殴られても立ち上がってくる不屈っぷり好きよね神威。また立ち向かうなら、以前の負けも負けじゃない。


18:50~

 逃げのための場所。逃げるための桃源郷。ずっと目を背け続けていたからひどく弱くなってしまった。誰が一番苦しみから逃げていなかったのか、ともう一度置いておく。



第145話 絆の色は十人十色


07:10~

 銀ちゃん復活マジ想定外な神威のどんぐり眼可愛いですね(その後の戦闘狂な呼気は置いておく)。


17:50~

「あなたは太陽のせいで乾いていたんじゃない。あなたは太陽がないことに乾いていたんだ。誰よりも疎み、憎みながらも、誰よりも羨み、焦がれていたんだ。俺たちが決して手に入れることの出来ない太陽に。冷たい戦場ではなく、暖かい光の下で生きることに。決して消えない、その目の光に」

 その発言をそのまま神威くんにシューッ!



第146話 昼間に飲む酒は一味違う


 そしてどちらも膝枕エンド。

 ただの鳳仙と、ただの神威。

 茂茂&そよの兄妹膝枕といい、銀魂の男衆は女衆の膝枕好きですね。


 万に一つ、神楽がここで死んでいたら鳳仙ルートだったろうと思います。神威は家族大切だから。元から気質的に似通っている星海坊主ではストッパーになりきれないところに来て、息子絡みの騒動で娘死んだらこの家族はもうどうしようもない。


09:20~

 銀時に興味を持ったことは嘘ではないだろうけど、烙陽も踏まえるなら妹の居場所を壊したくなかったのも否定出来ないだろうなと。

 そしてこの「守るものなど何もなくとも」という独白がさあ……銀ノ魂でさあ……腹と胸にさあ……。

 (怪我はともかく)良かったね神威、神楽。



▼将軍暗殺篇


第300話 光と影の将軍


13:55~

 神威さん可愛い。



第301話 忍の里


10:18~

 ポピンズじゃなくてシータなのか。

 血濡れたシータもいたもんですね。

(ポピンズは某財団で高高度から落下するやつがあるのでまあ)


19:10~

 神威と沖田はどっちも大切な人が死んでしまった戦闘大好きサイコ紙一重な部分を持つキャラ。バカ兄貴コンビ対決にしろドS対決にしろ、神威と再戦フラグ立ててる相手を比較参照するのは興味深い。



第302話 忍の魂


08:45~

 神威の普段の声色は本当に空虚な感じ出てて好き。

 烙陽以降特に顕著な感情溢れたさまが引き立ちますね。



第303話 最後の5人


19:30~

 マジ悪党なバカ兄貴の元に、妹と地球のバカ兄貴推参。



第304話 万事を護る者達


 万事屋は三人とも主人公格的な側面を持っていると思います。

 そして、三人とも役割ヒロイン的な側面を持っているとも。

 神楽対神威はさながら主人公とラスボスで格好いい。万事屋神楽の一つの区切りは作品完結を待ちますが、夜兎の少女神楽の決着は間違いなく烙陽。

 神楽視点だと銀ノ魂は前作のラスボスが味方になったよ感バリバリ。その分仲良しでイイ。


03:30~

 神楽への声色は余裕や楽しさがいい意味でない。妹を意識しまくっているバカ兄貴。


06:05~

 ここでいつもの調子を見せるんですが……吉原の頃といい敢えてであろう一人称お兄ちゃんが今回しつこくて、実のところ余裕ないよねって。それがすぐに割れるのがまた。

 主人公(神楽)がライバル(沖田)と連携するって実に少年漫画だな。好き。

「もうマミーなんて~」の神楽かっこ可愛い。好き。

「私は、この星で生まれた神楽アル」好き。本当に好き。

 そしてそう言われて表情が消える神威大好き。烙陽前哨戦。


 神楽は神威と再会してからずっと、改めて考えていたのかな。

 父と戦った理由。病気の母を連れて行こうとしながら離れていった理由。自分に失せろ、弱い奴に興味ないと言った理由。再会した時の変わりようや、色々の理由を。

 病気の母とほとんど一人で向き合って、万事屋で色んな人の心の機微に触れてきた神楽が神威の態度へ出した結論が、「兄は怯えている」「泣き虫」なのがもう言葉にならない。なんだこの子。



第306話 戦のあとには烏が哭く


02:35~

 仲良し兄妹喧嘩。

 前回の対話と弱点アタック二発を受け、神威の中でも色々動き出してるんじゃないかなど。


17:40~

 仲良しキック。


「お前の強さ、証明してみろ」

 最高にお兄ちゃん……。



第307話 さらばダチ公


 つらくなるから将軍暗殺篇は実のところ見返したくない。

 総力戦その一故に普段組まないようなコンビで戦闘するなど大変楽しいのですが、将ちゃんがね。やはり思い入れがある。


 烙陽の話になりますが、神威に海賊をやめて神楽と一緒にいてもらいたかったと思う反面これがあるからそんな展開でなくて良かったと思うのも事実です。キャラの禊≒読者の納得として、離れていても確かな家族の絆の表現として、本当になくて良かった。


10:35~

「あの泣き虫だって立ち上がってきた。何度倒れても。なら俺もこんなところで倒れられない。何故なら、お兄ちゃんだから」

 お兄ちゃんにこだわる神威。本当にこだわる。

 家族から離れようとして妹とはもう関係ないとうそぶいて、それでも繰り返し繰り返しお兄ちゃんと言い続ける。